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子ども向け英会話教室の料金相場、月謝はいくら?

子供を英会話教室に通わせたいと考えたときに気になるのは、費用ではないでしょうか。ポイント制のところもありますが、月謝制のところが多いです。ここでは、分かりやすく月謝制のケースでの費用相場についてまとめました。

こども向け英会話教室の費用の差は、主にレッスン形式によるものです。レッスン形式ごとの特徴やメリットとデメリットを理解して、費用との兼ね合いで選んでください。また、レッスン料金以外でかかる費用にも注意が必要です。通うことに決めてから「こんなに高額では通わせられない」となると、子供の学習意欲が低下してしまいます。事前にどのような費用がかかるのかを把握しておきましょう。

種類別のこども英会話教室の料金

英会話教室の料金を決めるポイントはレッスン形態です。こども英会話のレッスン形態には、主に以下の3つがあります。

  • グループレッスン
  • マンツーマンレッスン
  • オンライン英会話教室

それぞれのレッスン形態について、月謝の価格帯を調査しました。

※参照元:TORAIZ(https://toraiz.jp/english-times/book/11954/)

※参照元:夢ナカ留学(https://ryugaku.yume-kana.com/13626-2)

グループレッスン

グループレッスンの月謝 8,000円~15,000円程度

グループレッスンは、一度に複数名の生徒のレッスンを行えることから、マンツーマンレッスンより価格が安くなります。グループの人数が多いほど価格は安くなり、少人数制になると高くなるのが一般的です。

グループレッスンでは、複数名の生徒が一緒に学びます。講師は1名か2名体制。講師と生徒が対面で学ぶスタイルです。英語力のレベルでクラス分けされているので、似たレベルの生徒と一緒に成長できます。周りのペースも分かるので、自分の学習ペースや実力の位置が分かるのもメリットです。他の生徒の発音や質問から学べることも多くなります。競争心が良い方向に働くとモチベーションにもつながるでしょう。

デメリットとしては、一人ひとりの発言の時間が短くなり、人見知りや引っ込み思案だと発音の練習をする機会が少なくなりがちです。講師の目配りも分散されます。また、自分の学習ペースや理解度が周りについていけない場合や競争が苦手な場合には、劣等感につながり学習意欲を低下させるかもしれません。賑やかな雰囲気が好きな社交的な子は、グループレッスンで英語の楽しさを知ることができます。

マンツーマンレッスン

マンツーマンレッスンの月謝 25,000円程度

マンツーマンレッスンは、生徒と講師が一対一で行われます。レッスンの時間内は講師を独占するため、月謝が最も高額になるレッスン形式です。

マンツーマンレッスンでは、生徒一人ひとりに合わせてカスタマイズされたレッスンを提供してもらえます。自分の弱点に合わせた学習で、確実に実力をつけていけるでしょう。レッスンの進行や理解度も、自分に合ったペースで進めていけます。他の生徒に遠慮することなく質問も可能。必然的に発音する時間は増えます

反面、他の生徒の質問や発音を聞く機会が少ないのはデメリットです。最短ルートでの学びができますが、他の生徒を見て試行錯誤するという学び方はできません。また、ワイワイ楽しく英語を学ぶという雰囲気ではなく、勉強感が大きくなります。自分のペースで自分が納得いくように深く学びたい子供や競争が苦手な性格の子供、賑やかな雰囲気が苦手な子供に向いていますが、自己管理が必要です。

オンライン英会話

オンラインレッスンの月謝 5,000円程度

インターネットを通して行うレッスンです。自宅からレッスンに参加できるスタイル。講師も自宅からレッスンできるため、教室がなくても提供できることから、月謝は最も安くなります。

通学の必要がないため、居住地に縛られることなく、好きなスクールのレッスンに参加可能です。時間帯も自由度が高く、空き時間にレッスンを入れられます。通学時間をカットできることから、親の負担が減ることはもちろん、時間の有効活用を意識すればメリットが大きいでしょう。ネイティブ講師も多いです。

ただし、オンラインレッスンは、インターネット環境によってクオリティが左右されます。生の音声ではなくデジタル機器を通した音声のため、微妙なニュアンスや表情の表現を学びづらい点もデメリットです。

インターネットに接続して自由にレッスンを組み立てられる代わりに、モチベーションの維持は難しくなります。人に管理されることが苦手な子供には向いていますが、英語の楽しさを感じるという目的には向いていません。

月謝以外で必要になる費用

こども英会話教室の費用を検討する際は、月謝以外の費用も確認が必要です。月謝以外に係る費用として大きなものには、入学金と教材費があります。入学金は、学校の運営費用として1回だけ支払う費用です。教室によって無料の場合もあります。

教材費は教材が変わる都度発生する費用。レッスンに使用するものと自宅学習で使用するものがあります。年齢やコースによりますが、3,000円~10,000円程度が相場と考えるといいでしょう。教材を変えるタイミングで購入するのが一般的ですが、最初に一括購入するスクールもあります。

初期費用としてまとまった額が必要になることもあるので、月謝以外に必要な費用は、確認しておきましょう。

レッスン用の教材

レッスンの中で使用する教材です。スクールごとに英語学習のメソッドを詰め込んだ教材を用意しています。英語圏の子供向けの絵本や小学校の教科書を使用したり、オリジナル教材を作成していたり、スクールによって特色が反映されているものです。入学前にどのような教材を使用するかはチェックしておきましょう。

自宅学習用の教材

英語の学習は、レッスンだけでは学習時間が足りません。そこで自宅学習が促されます。自宅学習用にレッスンとは別の教材を用意しているスクールが多いです。自宅学習で使用する教材とサポート内容もチェックしてください。

まとめ

こども英会話教室の費用は、レッスン形式による差が大きいです。一般的に、オンラインレッスンが最も安く、マンツーマンレッスンが最も高額になります。また、レッスン料金の他に、入学金や教材費が必要です。スクールによってはシステム料が必要になるかもしれません。兄弟がいる場合、バッグやカードリーダーのような小道具はお下がりでもかまいませんが、教材は新しいものを用意しましょう。

継続するためには、費用負担は大きな要因です。しかし、費用だけでスクールを選ぶと失敗の原因になりかねません。子供の性格に合わせて選ぶことが大切です。